熊本県宇城市の歯科│杉村歯科

電話番号:0964325010
熊本県宇城市の歯科│杉村歯科
TELボタン

新型コロナウイルスの流行に関連して〜公衆での咳やくしゃみの止め方〜

人ごみを避ける、不要不急の外出はしない方がよい、と不穏不安な社会生活を余儀なくされている昨今の日本です。マスクの使用は新型コロナウイルスには効果がないと言われても、インフルエンザの季節は保険みたいなもので毎日つける人もいるわけで、まして花粉の舞う時節になり、マスク売り切れ、は心理的に冷え込みます。

今時困るのは、電車やバス内でくしゃみをすることが、はばかられることです。まして両手がふさがっているときにくしゃみの出る気配を感じると困りものです。周りの人は予期せず、防ぎようもなく飛んでくる鼻汁なんてまっぴらごめんのいい迷惑でしょう。くしゃみが出そうなのを止めたかったら、鼻を両の指でしっかり塞げば良い、と言われています。そのほか息を止めて、鼻の下(上唇)をしっかりつねる。鼻の神経を支配する三叉神経から脳にストップの信号が出るからと言われています。こっそりとくしゃみをこらえたいなら、口腔内の上部に舌を押し付けてみるのも良いとも。上顎神経および三叉神経はそこにも通っていますので、助けにはなるでしょう。しかし解決策の一助にはなりますが、口を閉じて鼻をつまんでくしゃみに耐えるのは、頭の中に圧力をかけ、組織損傷を引き起こしてしまいかねません。また喉や鼻などの気道以外にも、気道と関係の深い耳や脳、脊髄にも圧がかかることになるので、あくまで緊急策ということで…。

公衆の面前で気になるのは、くしゃみのほかに咳もあります。止めようにもなかなか喉頭のいがいがは消失しません。急場の咳止めにはツボの「天突」を強めに押すと有用と言われています。天突の場所は鎖骨と鎖骨の間にあります。鎖骨の裏側へ指を入れる感覚でやや強く押しつづけると、咳以外にも痰止めや喉の痛みに効くそうです。ともあれ、困ったときの臨時ですので、いきなりやってもうまくはいかないかもしれませんが、車内の近傍の人から睨まれるのはイヤ、という人にはスマホにメモしておくことを勧めます。

エンタプライズ発信〜メールマガジン [No.106] より