咬合(咬み合わせ)治療
咬み合わせ治療
■ 全身健康咬合
近頃、頭痛、首筋のこり、肩こり、背中の痛み、四十肩、五十肩、腰痛、目のかすみ、アトピー、花粉症、手足の冷えやしびれ、便秘、下痢、生理痛、生理不順、さらには、生きる気力がない、うつなど精神的な問題も含め、いろいろな不定愁訴に悩まされている方々が急増しています。
従来、このような症状を持つ患者さんは、整形外科、神経科、耳鼻科、眼科、内科、心療内科、一般歯科、さらには、整体院、カイロプラクティック院、鍼灸院などを訪れて来られましたが、治療効果が得られないだけでなく、異常はないとか、原因がわからないとか、あるいは更年期障害、自律神経失調症などとして放置されてきました。
杉村歯科でも、2006年春より咬み合せの治療を臨床に取り入れています。
上記のような症状でお悩みで、 噛み合わせが原因かもと思われる方は、ご相談においでください。
上記のような症状でお悩みで、
■ 臨床生理咬合
あごの運動にはいろいろな運動があります。
- 限界運動・・・口を大きく開けたり、あごを前後左右にいっぱい動かす
- 機能運動・・・咀嚼運動、発語運動
この限界運動・機能運動の二つが代表的なものです。
従来の歯科治療は、この限界運動にもとづいて、かぶせものや入れ歯を作ってきました。しかし、日常生活では、限界運動よりも、もっぱら機能運動が行なわれています。
臨床生理咬合とは、従来の限界運動を元とした咬合理論ではなく、機能すなわち咀嚼運動や発語運動を重視した咬合理論です。当院ではシロナソアナライザーという測定機器を導入して、機能運動を検査しています。
従来の歯科治療は、この限界運動にもとづいて、かぶせものや入れ歯を作ってきました。しかし、日常生活では、限界運動よりも、もっぱら機能運動が行なわれています。
臨床生理咬合とは、従来の限界運動を元とした咬合理論ではなく、機能すなわち咀嚼運動や発語運動を重視した咬合理論です。当院ではシロナソアナライザーという測定機器を導入して、機能運動を検査しています。
■ 咬む運動の異常が顎関節症や不定愁訴を引き起こします
咬み合わせたときの下顎の位置が前後左右にずれていたり、咬み合わせたときに特定の歯が干渉していたりすると以下のような問題を引き起こします。
- 異常な咬耗(歯ぎしり癖もないのに、歯が異常にすり減ること)が起こる
- かぶせ物が破損する
- インプラントや義歯(入れ歯)を入れたのにしっかりかめない
- 歯周病ではないのに、歯の周囲や歯槽骨の破壊が起こり、歯がグラついてくる
- 顎関節症が起こる
- いろいろな不定愁訴を持つようになる
- 咬めないから、すぐに飲み込んでしまうため、食欲中枢が満足せず食べる量が増え、結果的に肥満になりやすい
これらは機能運動(かむ運動、話す運動)を調べることによって、その症状実態が明らかになり、その原因や治療が可能となります。
■ 治療法
まず顎位診断を行い、下顎のずれの有無を診断し、正しい位置へ誘導することで首のこり等の症状が改善するかを確認します。そして、マウスピーズのような治療装置を作ったり、リシェイピング「全身健康咬合」のところで述べたような不定愁訴は、下顎のずれはなくても、上下の歯の咬み合わせの異常によってだけでも起こることがあります。
その場合、リシェイピング(形態再付与)といって歯やかぶせものの咬合面(咬み合う面)の形を整えたり、かぶせ物を作り直すことによって症状が改善していきます。これは前記のシロナソアナライザーと咀嚼運動が再現できる専用の咬合器にとりつけた模型で正確に診断しないとできない治療法です
その場合、リシェイピング(形態再付与)といって歯やかぶせものの咬合面(咬み合う面)の形を整えたり、かぶせ物を作り直すことによって症状が改善していきます。これは前記のシロナソアナライザーと咀嚼運動が再現できる専用の咬合器にとりつけた模型で正確に診断しないとできない治療法です
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TEL:0964-32-5010