熊本県宇城市の歯科│杉村歯科

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床矯正

床矯正

■ 床矯正とは…?
床矯正治療では、基本的に永久歯は抜かずに、顎を拡げて歯を並べます。
現在主流になっている矯正治療では、歯を抜いてスペースを作り、顎と歯のバランスを保ちます。
治療には入れ歯にネジのついた装置を使用します。このネジを回転させることにより少しずつ顎を拡げ、歯を正しい位置に移動します。
正面から見ても違いは解ると思いますが・・・。
光を当てて見ると、透過性の違いが一目瞭然。
治療後すぐの状態でも角度や光の当たり方で違いがでます。

より詳しく床矯正を知りたい方は
床矯正研究会

■ 床矯正のメリット
① 歯を抜かない
⇒通常の矯正では、歯をキレイに並べるスペースを確保するために歯を抜きますが。床矯正は永久歯の抜歯をなるべく避け、顎の大きさを14本の歯が自然に並ぶことができる大きさにまで拡大し、歯が本来あるべき場所への移動をうながす、やさしい矯正方法といえます。

② 費用が安い
⇒通常の矯正は矯正専門医院の場合、熊本市内でも50~60万円以上はかかります。床矯正は、1個の装置で治療がすめば、治療費は10万円程度ですみます。

③ 取り外しができる
⇒食事と歯みがきの際に装置が取り外しできることで、装置に食べカスがたまりにくく、歯もすみずみまで磨いていただけますので、お口の中の衛生が保てます。運動する時だけ外すこともできます。

■ 床矯正に関して次のような質問を多く頂きます
Qいつ頃からはじめたらいいの?
Aお子さんの歯並びや口元の状態が「おかしいな」と感じたとき、それが治療の始めどきだと考えています。「おかしいな」「心配だな」と思われたら一度ご相談ください。年齢的には4歳くらいから可能です。とくに女子の場合、11才から顎の発育が始まり、14才くらいで発育が終了してしまうので、10才までに治療を開始するのが理想です。
Q期間はどれくらいかかるの?
A年齢や症状によっても変わりますが、取り外し式なので、本人がどれだけがんばって取り組むかによって期間は変わってきます。

次のような症状も床矯正で回復できます

■ 生える位置が正しくない
とんでもないところから歯が生えてしまったり、永久歯の生えるスペースがなくなってしまったりと、歯が通常生えるべきところに生えてこない状態。
生える位置が正しくない
上顎を広げてスプリングで歯列を整えるケース。

■ 叢生(そうせい)
叢生は一般的に「乱ぐい歯」「八重歯」と呼ばれている。患者に最も多くみられるのがこの症状。あごが小さいために歯がきれいに並びきれず、歯が重なって生えている状態。早期に治療を開始することが望ましい。
生える位置が正しくない
歯が重なっています。叢生といいます。

生える位置が正しくない
治療開始、装置を装着しました。1ヶ月で1ミリ、下顎を拡げていきます。

生える位置が正しくない
治療開始から4ヶ月後、顎は拡がりました。

生える位置が正しくない
同じく治療開始から4ヶ月後、後側からワイヤーで前歯を押して歯並びを修正します。

生える位置が正しくない
治療開始から7ヶ月後、3ヶ月で前歯はきれいに並びました。

生える位置が正しくない
治療終了後、装置を外した状態。歯の重なりがなくなり、きれいに揃っています。

■ 反対咬合(受け口)
通常は上の歯が下の歯に被っているが、この状態が逆になり、上下の歯が3本以上反対になっているかみ合わせのこと。早期に治療を始めないと上顎の劣成長、下顎の過成長が進んでしまい、反対咬合がひどくなってしまいます。
生える位置が正しくない
反対咬合の場合は、前歯を後ろから押します。